
✅ はじめに
スマホやパソコンを日常的に使う私たちにとって、インターネットの危険は年々増しています。
IPA(情報処理推進機構)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2025」では、
組織が被害に遭う可能性のあるサイバー攻撃が多く紹介されています。
この記事では、その中でも特に注意すべき脅威と、すぐにできる対策をやさしく解説します。
■ 個人にとっての「10大脅威」とは?
2025年版・個人向け10大脅威(抜粋)
ランク | 脅威内容 | どんな被害? |
---|---|---|
1位 | フィッシング詐欺 | 銀行口座・楽天・Amazonなどの偽メールで情報を盗まれる |
2位 | ネットショッピング詐欺 | 偽物のECサイトで買い物をして、お金だけ取られる |
3位 | スマホの不正アプリ | 見た目は普通でも、裏で個人情報を盗む |
4位 | パスワード使い回し | 他サイトから漏れたパスワードで不正ログインされる |
5位 | SNS乗っ取り・詐欺 | LINEやX(旧Twitter)を乗っ取られ、知人にも被害が波及 |
※参考:IPA「情報セキュリティ10大脅威 2025」
■ すぐできる!セキュリティ対策5選
- メールやSMSのリンクは「すぐに開かない」
→ 公式アプリやブックマークからアクセス! - パスワードはサービスごとに変える(管理アプリの活用も)
→ 1つバレたら全部バレる時代! - スマホに「セキュリティソフト」を入れる
→ 無料のものでも有効です - 2段階認証を設定する
→ 特にLINE、Google、Amazonなど重要なアカウントに - SNSやネットに「個人情報を載せすぎない」
→ 誕生日・住所・電話番号など、詐欺に利用されます
■ よくあるQ&A(初心者向け)
Q. 知らない人から「荷物のお届けに関するお知らせ」が届きました。どうする?
A. 開かずに削除!本当に心配なら、宅配業者の公式アプリで確認しましょう。
Q. ネットショップで安すぎる商品を見つけました。買っても大丈夫?
A. URLを確認。https://~.jp
ではなく ~.xyz
など怪しいドメインならNG。
■ まとめ
セキュリティは「難しそう」と思われがちですが、
日常生活のちょっとした注意で多くの被害は防げます。
- メールやSNSにすぐ反応しない
- パスワードは工夫する
- 自分の情報をネットにばらまかない
これだけでも、詐欺や乗っ取りのリスクを大きく減らすことができます。